まずはなぜ脂肪ができるのか?基礎知識を知っておこう

『2 まずはなぜ脂肪ができるのか?基礎知識を知っておこう』

 

脂肪吸引はやらずに済めば、そのほうがいいに決まっています。

 

また、脂肪吸引で可能なのは、「部分やせ」です。

 

皮膚の中で脂肪がたまる場所である「脂肪細胞」まで吸い取ってしまいますから、その部分については二度と脂肪がつくことはありません。

 

ですが、おなかや太もも、二の腕などの脂肪を取っても、残りの部分もあります。

 

脂肪吸引をしたからといって、脂肪や肥満と完全に縁が切れるわけではありません。肥満防止のノウハウはどうしても必要になります。

 

脂肪がついてしまう最もシンプルな理由は、「摂取するカロリーのほうが、消費するカロリーよりも多い」です。

 

この場合、ありがちなのが「食べ過ぎ」です。

 

ただ、食べ方も大事です。それ次第で同じ摂取カロリーでも、脂肪のつき方が変わってきます。

 

暴飲暴食をしたり、ときどき食事を抜いたりといったことは、悪い影響が大きいです。

 

体のほうで、「取れるカロリー量が一定しない。万一の時を考えて、エネルギーの源をため込んでおこう」と判断します。

 

その「エネルギーの源」が脂肪(体脂肪)なのです。

 

また、寝る直前に食べるのもNGです。その日はもうエネルギーを消費しないので、脂肪に化けてしまうことが多いのです。

 

もう一方の「消費するカロリー」にも注目する必要があります。

 

まず、多くの人が考えるのが、「運動不足」でしょう。

 

もちろん、それもあります。

 

効率よく脂肪を落とすには、おすすめは有酸素運動です。ジョギングやウオーキング、水泳など、呼吸に無理のない程度の運動を長時間続けるものですね。

 

また、この「消費するカロリー」を考えるのならば、「基礎代謝」も忘れてはいけません。

 

「静かに呼吸する」「体温を保つ」といったように、特に何もしてなくても使うエネルギーのことをいいます。

 

これは運動不足で筋肉の量が減ってもなります。筋肉は動かしていなくても、エネルギーを消費しているからです。

 

また、現実に多いのは、加齢が原因になっているものです。

 

中高年になると、自然と細胞の活動が鈍くなります。お肌が衰えるのもそのせいですし、消費するエネルギーも減ってしまいます。

 

「昔と食事の量も運動の量も変わらない。なのに余分な肉がついていく」といったことがあるのは、このためです。

 

まずは、これら「摂取カロリー」「消費カロリー」の面での改善を考えてみましょう。

 

つまり、食事の内容や生活習慣を見直す、運動量を増やすといったことを検討してみましょう。

 

脂肪吸引を考えるのは、それらがうまくいかないと結論が出てからです。